しばらく行くと後ろから、誰かが追いかけてくる。
「待たんかい、ごるあ！」とか言いながら。

いい気分のところを呼び止められ、少々不機嫌になりながら
チャリを降りると、どうもオレのチャリがその人の車にかすって
言ったらしい。はっきり言って5年たった今でもあの時、おれは
その人の車にはかすっていないと信念持って言える。人違いだと。


つづく

ま、それはさておき、追っかけてきた人は、薄いブラウンの色が入った
大きなメガネをかけて、ヘアスタイルはパンチパーマ、
着てる服は、もう10月だというのになんか派手なサマーセーター。
見るからにその筋の人だった。

そいつ「おい、にーちゃん車にぶつかってたやろ！
あやまりもせんと行くんかい」
おれ「いや、ぶつかってないって。　　なんか勘違いしてるんと違います？」
　（酔ってたのでちょっと嫌な言い方してたかも）
そいつ「なんやとこら。ぶつかっといて。なんなら事務所来るか？」
おれ「事務所ってなんすか？なんでそんなとこいくんすか？」
そいつ「なめとんのか。こら」

とまぁそんな会話を5分くらいして、俺も帰りたかったし、
なんかいらいらしてきたので、チャリにのっていこうとしたら、
思いっきりチャリを押し倒された。酔ってたおれは
カチンと来て、ついそいつをなぐっちゃった。（今思うとｺﾜｰ）

もうそっから修羅場でした。「なにすんじゃごるあ」ってことで
両耳つかまれて思い切り膝蹴り、顔面に入れられ、
その後あたまがんがんなぐられて、地面にこかされてからは
腹だろうが顔だろうが蹴る蹴る、蹴りまくられて。。。
しばらくしたらそいつの仲間みたいな兄貴みたいのが
後ろから出てきて「おい、なにしとんのや。もう行くぞ」って。

オレを蹴りまくってた奴は「いい加減にしとけ。ごるあ」と言って
去っていきました。

おれは、口元切れるし、前歯は折られるしさんざんな目に会いました。
酔ったときほど、口の利き方に気をつけようと思った学生時代の
苦い思い出でした。

>>850
キミも極真やれ。カラテいちばん強いね。

>>854
893にその場で勝ててもあとが恐い。ケンカがどんなに強くても893は恐い。
目の前にいる一人物じゃなくて、関わったことで後々おとずれるやっかいごとがね。

>>856
そのために極真をやればいいという意味でっせ。

>>849
たとえボコられても、あんたの勝ちだ。
＞おれ「事務所ってなんすか？なんでそんなとこいくんすか？」 
感動した！