下町だから、銭湯も需要がある。７時頃なんて洗い場が満席になってることも珍しくない。
昨日は人が居ないのに、洗い場が 洗面器と椅子で埋まってる。
奧にきわめて大きいサウナがついているサウナなので、ひょっとして、サウナに入ってる可能性も
あろうと思い、私は、湯船につかって、誰かが帰って来るのをまった。
いくらまっても、帰ってこない。お湯はのぼせたくてものぼせられないぐらいぬるい。
ごうをにやした私は、散乱した洗面器と椅子を奇麗に片付けた。でもお湯がぬるかったせいで
片付けてる間に寒くなってきた。 また湯船につかる。 そこへ、倶利迦羅悶々の三人ずれが入って来た。
うぉ。やばいことになったな。なんて思いながら、つかってると、その後に子供を四人つれた
お父さんが。この五人、きわめてマナーが悪い。とびこむは、泳ぐは。。。父親は放任。
父親、ちょっとガタイのいい感じで、堅気ではあるが腕っ節は強そうな感じ。
まあいいや、目をつぶってあったまろう。そのうち子どもたちが体を洗いだした。洗い終って湯船へ。
もちろん洗面器はひっちゃかめっちゃか。いくらぬるいからと言って、やはりのぼせる。

のぼせを冷ますためにも、湯船からあがって、彼らがちらかした洗面器などを片付ける。
倶利迦羅紋々のうちの一人が、「おい。おまえらも手伝え」ってことで、若い衆と三人で
片付けるはめに。子連れの父親、自尊心をくすぐられたのだろう、子供達に
「どんなことしてもいいけどああいう人達になっちゃだめだよ」だと。 俺が切れそうになった。
しかしそこは玄人さんやくざ三人は、笑顔なんかつくって、逆に怖さ演出。まあそんなこんなで、
洗うべきものを洗った俺が出るタイミングと、やくざ、親子連れの出るタイミングが重なった。

脱衣場で、やくざの頭目がひとこと。

「そうだな。お父さんの言うとおりだ。俺たちみたいになっちゃならねえ。
でもな、まわりの人間のことかんがえられねえ大人になるのが、もっといけねえ」

こういうやくざも、まだいるんだと、胸がすく思いでした。

よく分からん部分もあるけどＧＪ！

>>6
>よく分からん部分もあるけど
禿同
なんで、こういうやつの前でこの出来事が起きたんだろう
もっとうまく伝えられる人が体験すればよかったのに

>>4-5
下町の銭湯に行き、風呂に入っているとDQN親子が入ってきた。

DQN子供は洗面器と椅子を使って、片付けもせずにほっぽりだして風呂に入ってきた。

それを見た959が風呂から上がり一人で片付けていると、８９３の方が来て片付けるのを手伝ってくれた。

８９３を見たDQNの親は子供に　「あんな大人になっちゃだめだよ」

と言い聞かせていて、８９３と959は呆れ果てた。

その後風呂を出て、脱衣所でDQN親子と鉢合わせた８９３の頭目が

「そうだな。お父さんの言うとおりだ。俺たちみたいになっちゃならねえ。
でもな、まわりの人間のことかんがえられねえ大人になるのが、もっといけねえ」

と言って胸がスーッとした。

>>12
俺が分からないのはサウナのくだり。もうサウナの中にサウナがあってサウナ人がもう、なに？なんか
そんなかんじ。

ほんとにサウナはどうでもいいなｗ