十八歳当時、とにかく金が欲しかった俺は、餓鬼の頃から慕っていた伯父のツテでファッションホテルの深夜バイトをしていた。無論親には内緒で。
そこで一緒に組んでいた五つ年上の先輩Iさん。彼は元ヤンで、イケメンだった。二十三にしてバツ一子持ち。しかもその経歴がすごい。
初婚は十八で、相手は自身のストーカーだった女性。で、二人目の奥さんは一年前に結婚した、此方も元ストーカー。
で、この時もストーカーがいた。相手は職場の元スタッフH。中学生の子持ちの主婦である。
「そこまでいくと尊敬しますわー」
「はは、ありがとう」
引用元:今までにあった修羅場を語れ【その5】
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1410252925/