中学時代、幼馴染みが好きだった私。
クラスも違ったのに幼馴染みという立場を利用して、遊べるようにこぎつけたり、休み時間にこっそり様子を見に行ったりしていた。ストーカーしてた。
そしてそんな日常を、秘密の日記帳に記していた。ポエムも書いてたし、妄想小説やイラストも書いていた。

あれは冬。
月の物の傷みが重い私は、学校から帰宅してから、夕飯も摂らずに自室のベッドで横になっていた。
しばらく眠っていたが、「クスクス」という笑い声で目が覚めた。点けていなかったはずの電気が点いていたので、不審に思いながら、こっそり笑い声のした方を見ると、
母が私の秘密の日記帳を読んでた＼(^O^)／
月の物の傷みもあって奪い返す気力もなく、日記帳を読んで笑う母を見ていた。