863: 名無しさん@どーでもいいことだが。 2005/05/28(土) 02:45:39 ID:yhHNxe7m
623 名前:名無し三平 メェル:sage 投稿日:2005/05/24(火) 19:40:58 
初めて戸田に言ったときの話。 
真夜中に釣り場に着いたんだが、暗くてどこがポイントで、どこから竿だしできるかわからない。 
すると、どこからも無く猫が現れた。 
その猫は、何度も何度もこちらを振り向き、俺をどこかに連れて行きたがってるようだった。 
俺は疑いもせず釣り道具を抱え猫のあとを付いていった。猫は何度もこちらを振り向きながら、逃げもせず進んでいく。 
猫は林の中に入り、神社の横を通り猫は進んでいく。私は猫に導かれるように歩いていった。 
しばらく歩くとどこからもなく他の猫が1匹、また1匹と現れ、猫は総勢5匹になった。 
猫達は皆こちらを振り向きながら進んでいく。 
そして、しばらく歩くと林を抜け、視界が開け海が現れてきた。でも更に猫は進んでいき、ある小さな船着場の前で止まった。 
『ここで釣って欲しいのか』と俺は勝手にそう思い、その船着場で投げ竿を3本出した。 
5匹の猫は私の後ろでおとなしく待っている。エサがほしかっただけかもしれない。 
しばらくすると20cm前半のキスが釣れた。 

引用元:あなたの心がなごむとき~第20章
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1113229889/




続きを読む